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電子書籍版コーディングWebアクセシビリティをご恵贈いただきました

デザイニングWebアクセシビリティに続いて、コーディングWebアクセシビリティ電子書籍になりました。そして、デザイニングWebアクセシビリティに引き続き電子書籍版を頂戴しました。ありがとうございます。

本書の前には、私の知る限りでは日本語で読めるHTML+WAI-ARIAの解説本というのは存在しなかったはずで、その意味で画期的な書籍であります。
ただ、本書の語り口調は翻訳書に起因すると思われる独特なものがあり、これは人を選ぶものがあるのかもしれません。ちなみに私は得意ではない類いでした…。
そして、電子書籍版ならではの機能として、(当たり前と言えば当たり前ですが)URLがハイパーリンクになっているわけですよ。本書は嬉しいことに、197ページにWAI-ARIA訳へのリンクも訳注に存在するのですが、こうリンクをポチッとすると、参考日本語訳に飛ぶわけなんですよね、まあ私の翻訳なんですけど(ぷるぷる)。
いやそんな個人的なことはサテオキ、本書の186ページからTwitterで(当然原著者の属する英語圏の)この人達をフォローすればいいかもというリストに、Steve FaulknerとLéonie Watsonを筆頭にあげているのは、原著者はよく分かってる感ありますね。

難解な仕様を読むのは嫌なのでとりあえずポップでキャッチーなものを読みたい、WAI-ARIAという言葉を聞いたことはあるけれどもHTMLとJavaScriptとどう結びつくのかいまいちピンとこない、という人は手に取ってみてはいかがでしょうか。

電子書籍版コーディングWebアクセシビリティ|書籍|株式会社ボーンデジタル

Obsolete Recommendationという話

やや旧聞だが、W3C Process Documentが2017年3月1日付けで更新されている。

World Wide Web Consortium Process Document 1 March 2017
https://www.w3.org/2017/Process-20170301/

前回更新されたのが2015年9月で約1年半ぶりの更新。ポイントについてはW3C Blogの

What’s new in the W3C Process 2017? | W3C Blog
https://www.w3.org/blog/2017/03/whats-new-in-the-w3c-process-2017/

に記載されているとおり、Recommendationとなった文書について改訂するプロセスを簡素化したのと、ブログエントリーのタイトルにもあるObsolete Recommendationというステータスが追加されたというアナウンスがされている。

このステータスがどういうものなのかについては、Obsoleting and Rescinding W3C Specificationsに若干説明されており、1つはもはやベストプラクティスを示さなくなったものが当てはまる、とされている。その意味ではhistoricalに若干近いんだろうか。

このステータスの発行をリクエストできるのは、勧告を作成または維持しているWorking Groupのほかにいろいろとあって、どうやら個人でもWorking Groupにリクエストできるらしいが、いずれにせよなにがしかのRecommendationが実際にObsolete Recommendationになるのを見てみないと何とも言えない、というのはあるのかなと。