HTMLベストプラクティスのすすめ

はてなブログはじめました(挨拶)。

hail2u/html-best-practices
https://github.com/hail2u/html-best-practices
HTML Best Practices - Weblog - Hail2u.net
http://hail2u.net/blog/webdesign/html-best-practices.html

GitHub上でいくつかissueを立てさせてもらって、ほんのちょっぴり貢献したもの。
このベストプラクティスは、その目的すら単にFor writing maintainable and scalable HTML documents.としか書かれていないかなりシンプルなものにも関わらず、たいていの用途のHTMLに対する基本的な事項をおさえたものになっている。
そのシンプルすぎる作り故に、チートシートしても機能するんじゃないだろうか。あなたがこのHTMLベストプラクティスに書かれていることに根拠をもって反論できないなら、素直に従うことをお勧めする、というぐらいには2014年末時点でのベストプラクティスとしてよくできているものだと思う。


明言こそされていないものの、このベストプラクティスはapplication/xhtml+xmlのことを忘れよう、と言っていることになるかなと私は解釈してる。言い換えるなら、XHTML 1.0 付録C. HTML互換性ガイドラインポリグロット・マークアップのことを(気にはかけるけど)忘れよう、ということかなと。どうせTCP/IP越しにtext/htmlでしか配信しないのだし、たとえばEPUB3でXHTML5を書かなければいけないような特別の事情がある、あるいはXHTML5に思い入れがあるのでもない限り、それ以外のMIMEタイプのことは忘れてしまおう。


とはいうものの、どこまでXMLのように書くのかは、なおも個人の趣味によるのかな、と。たとえば、

<meta charset="utf-8"><!-- pure HTML style -->
<meta charset="utf-8"/><!-- pure XML style -->
<meta charset="utf-8" /><!-- compatible XHTML style -->


コード断片でのコメントの中身は適当。HTML5で記述する限り、この3つどれであっても適合性チェッカーは通る(もちろん構文としてどれも正しい)。1人でマークアップする分には自分の中でどれかに統一するだろうけれども(ちなみに私は一番下派だったり)、やはり複数人マークアップするとなると、一番上が穏当なのかしら。