「縦書き」に関する総務省の行政事業に関して情報開示請求をした(しただけ)

総務省行政事業「情報通信分野における標準化活動の強化」に関して、平成26年(2014年)度と平成25年(2013年)度に行った、いわゆる「縦書き」に関する*1調査等の報告書について*2情報公開法に基づく開示請求を行ったところ、不開示となる個人名を除いて開示が認められる旨の通知書を受け取りましたので、ここに記します。

  • 平成25年度「次世代ブラウザ技術の標準化に向けた相互運用性の確保に関する調査」報告書
  • 平成26年度「次世代ブラウザ技術を利用した日本語等に特有の表現方式の標準化に向けた調査検討の請負」報告書
  • 平成26年度「次世代ブラウザ技術を利用した縦書きテキストレイアウトコンテンツの再現度評価に関する調査検討の請負」報告書ならびに再現度評価に用いた電子ファイル一式


法によれば、所定の手数料を所定の日までに納めることで、文書の写しを入手することができます。

この開示請求によって、総務省が行っている委託調査がどのような内容なのかを知ることができるでしょう。また、ウェブ上ではその名前だけはたまに聞くものの実態はほとんど謎な、縦書きWeb普及委員会(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)に関してその一端を掴むことがもしかしたらついでにできるかもしれません。

*1:おそらく、W3C CSS Writing Modes Level 3仕様に関する

*2:最新年度の平成27年(2015年)度の報告書については単に開示請求をし忘れた