HTML5カンファレンス2016で登壇してきた

HTML5 Conference 2016でHTMLスナップショット2016と題してしゃべってきた。
当日のスライドはGitHubからPDF*1、当日の様子はYouTubeのライブ配信アーカイブからどうぞ。

大まかな内容としては、HTML4から5.0勧告を経由して、カンファレンス当日時点までのW3C HTML 5.1の流れ、今後のW3C HTMLの展望をざっくり話させてもらったうえで、HTML 5.1 CRとHTML Living Standardの比較を行い、それとなくHTML 5.1ってグダグダだよね、見るならHTML Standardでしょ、という流れ。まあ、同じルームの最後のセッションでレッサーパンダの人が「中の人は誰もW3C HTMLなんか見てない」って断言したので、もっと強気に出てもよかったかもしれない。もっとも、筆者がいうのと浅井さんがいうのとでは重みが違うと思うけど。

ちなみにHTMLスナップショット2016というタイトルはCSS Snapshot 2015からタイトルを借りてきた。


思い返せば、8月某日@glatyouこと酒井さんからメールが着弾したのが直接の事の始まりだった。

要約するとマークアップでスピーカーいないからよろ→みたいな流れ*2だったと思うけど、マークアップで誰もしゃべる人いないのまずくない?そもそも非ウェブ業界の人間にしゃべらせていいの?とかまあいろいろ思うところはあったものの、せっかくの機会なのでHTML Standard訳者とか適当にでっちあげて喋ることにした。まあ2月に一度喋ったときに酒井さんとしても問題ないと判断したんだろう、たぶん。

スライドの枚数が作れないとか泣きながら枚数を作ったものの、結果的にしゃべることが多すぎて40分フルに使ってしまったので、そこは反省したい(5分ぐらい質問時間を作るつもりだったのよ、本当は)。

というか今年東京に何回足を運んだのかっていうぐらい行った気がするので、もう今年は東京はいいや…。

*1:なんかアクセシビリティー的に微妙なつくりになってる気もするけど、PowerPointで作ったので許して

*2:筆者の脳内フィルターによる解釈。もちろんメールの文面にはそんなことは書いてない