デザイニングWebアクセシビリティに続いて、コーディングWebアクセシビリティも電子書籍になりました。そして、デザイニングWebアクセシビリティに引き続き電子書籍版を頂戴しました。ありがとうございます。
本書の前には、私の知る限りでは日本語で読めるHTML+WAI-ARIAの解説本というのは存在しなかったはずで、その意味で画期的な書籍であります。
ただ、本書の語り口調は翻訳書に起因すると思われる独特なものがあり、これは人を選ぶものがあるのかもしれません。ちなみに私は得意ではない類いでした…。
そして、電子書籍版ならではの機能として、(当たり前と言えば当たり前ですが)URLがハイパーリンクになっているわけですよ。本書は嬉しいことに、197ページにWAI-ARIA訳へのリンクも訳注に存在するのですが、こうリンクをポチッとすると、参考日本語訳に飛ぶわけなんですよね、まあ私の翻訳なんですけど(ぷるぷる)。
いやそんな個人的なことはサテオキ、本書の186ページからTwitterで(当然原著者の属する英語圏の)この人達をフォローすればいいかもというリストに、Steve FaulknerとLéonie Watsonを筆頭にあげているのは、原著者はよく分かってる感ありますね。
難解な仕様を読むのは嫌なのでとりあえずポップでキャッチーなものを読みたい、WAI-ARIAという言葉を聞いたことはあるけれどもHTMLとJavaScriptとどう結びつくのかいまいちピンとこない、という人は手に取ってみてはいかがでしょうか。