(メモ)「高齢者・障害者等に配慮した電気通信アクセシビリティガイドライン 第2版」は有効な文書なのか?

いろいろあって、JISハンドブック JIS HB 38 高齢者・障害者等 2022を眺めてたのですが、その中に「高齢者・障害者関連法規及びガイドラインの一覧」*1というのがあります。そこでは、情報通信アクセス協議会*2が策定した高齢者・障害者等に配慮した電気通信アクセシビリティガイドライン 第2版という文書が案内されています。

このガイドラインは平成16年(2004年)に作られたものなのですが、電気通信アクセシビリティガイドライン策定等への取組みというページを見ると、JIS X 8341-4とITU-T F.790に発展解消したようにも見えます。このガイドラインは依然として有効な文書なのか、置き換えられて廃止されたのか、というのが気になりましたというだけのお話です。まあ、JISハンドブックに載っているのですから、依然として有効なのかもしれません。19年前の文書に意味があるのかという話もありますが。

*1:p.2805

*2:実はWAICの上部組織だったりします